課題

カワウによるアユの食害を何とかしたい

栃木県は関東でも一大アユ漁場の鬼怒川、那珂川を擁しており、アユの漁獲量は全国で3位を誇っており、毎年解禁日には県内外のファンが押し寄せています。
栃木のアユは水が良いのか、他県と比較しても負けないくらい美味で、頭から尻尾までそのまま食べられるので、とても人気があります。

一方で、カワウによる食害が大変な問題となっています。県内におけるカワウによる捕食額は、県カワウ管理指針によれば平成29年度で3億3,500万円(うちアユ6,700万円)と推計されているほどです。

そもそもアユは、漁協が毎年増殖・放流を行って成り立っています。しかし、せっかく育てたアユがカワウに食べられてしまうと、釣果の低下→釣り人の減少→漁協の収入減少→増殖・放流事業・カワウ対策の縮小という悪循環に陥ることになります。

現在も毎年1,500羽程度の駆除を行ったり、ドローンによる追い払いなどを行ったりしていますが、それでもカワウの被害は減っていません。
また、闇雲に駆除等を行っても巣が分散してしまい、対策がより困難になってしまうので、計画的にコントロールしていく必要があります。

従来、カワウの行動範囲は巣から半径15km程度と考えられていましたが、矢板市の営巣地で昨年行われた調査(注)によると春から初夏は放流魚が多い鬼怒川、夏から秋にかけては天然魚が多い箒川で餌をとる傾向がみられるとともに、秋から翌春にかけて県境を跨いで茨城、千葉、東京と栃木を行き来していることがわかりました。
(注)…カワウの個体にGPS情報を定期的に取得する機械(GPSロガー)を装着し、一定期間が経過したら当該カワウに近づいて受信機でデータを回収することで、その個体の移動の軌跡を明らかにする調査

この結果をみて、他のカワウの営巣地やねぐらにおいても同様の調査を行って、県内、さらには他県との協力体制をつくっていく必要があることがわかりましたが、このGPSロガーを用いた調査には多大な手間や費用がかかり頻繁に行うことができません。

栃木県のアユをなんとか将来に伝えていくため、カワウの生息状況の把握や、個体数のコントロールをどのように行い、食害を減少していけばいいのか、今後関係者の皆様とのプロジェクト化を見据えて皆様と意見交換したいと思います。
よろしくお願いします。

  • 【K16】
  • 2022/01/17 14:08
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たすけさん
  • 2022/05/17 09:59
  • 解決提案

カワウの天敵の立体視シートをぶら下げて、実証実験をしたい。カラス・ムクドリ・カモ・スズメバチ対策で大鷹立体視シートをぶら下げて効果を確認しており、蚊刺され対策では、オニヤンマ立体視シートでの効果が検証され、さらなる検証を続けています。簡単な施工ですので、栃木県漁業協同組合様の人的負担は少ないと思います。(効果測定と設置するのみ)

ねこ太さん
  • 2022/01/28 14:33
  • 質問・回答

栃木県漁業協同組合連合会さん
 以下、そちらのお考えを教えていただきたいのですが
 1.カワウの繁殖抑制方法として、
  a.ドライアイスの散布
  b.偽卵の設置
  c.流動パラフィンの散布
  d.ビニールテープの設置(営巣妨害?)
 それぞれに長短ありそうですが、長所、短所に関するお考えを教えていただけますか。
 2.カワウの追跡、コロニー等の発見に関して
  a.GPSロガーによる軌跡収集
  b.発信機による個体追跡
  c.人による通報等 
 これもそれぞれに長短ありそうですが、長所、短所に関するお考えを教えていただけますか。

 注:一般論に関してはリンクやネットで一応は理解しておりますが、現場でのお考えを聞きたく、ご質問いたしました。
 当方コンピューターのソフト業を生業として入りますが。大学院は獣医にて修士を取得しております。当時(もう40年前ですが)行動分析を専門としていたため、本案件に対して興味を持った次第です。

 注:すみません、初めての参加なので、失礼があるかと思いますがお許しください。

James佐々木さん
  • 2022/01/28 20:58
  • 質問・回答

私は漁協さんではないですが故人のスカイトライアル代表の塚部さんが友人であり、ドローンカワウ対策の先駆者でしたので参考までに
【ドライアイス投入&赤外線撮影 編】について
https://www.jfa.maff.go.jp/j/enoki/attach/pdf/naisuimeninfo-23.pdf
擬卵置き換えによるカワウの繁殖抑制長短
https://agriknowledge.affrc.go.jp/RN/2010844622.pdf
流動パラフィンの散布について
https://www.pref.gifu.lg.jp/uploaded/attachment/236863.pdf
ドローンによるビニールテープ張り長短
https://www.maff.go.jp/j/budget/yosan_kansi/sikkou/tokutei_keihi/R1itaku/R1ippan/attach/pdf/index-519.pdf
GPS追跡によるカワウの行動圏と季節移動の例では11km圏内の営巣地をつぶせば効果があると理解できます。
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjo/61/1/61_1_17/_pdf
またロガーについて課題の中に費用が高いなど記述があります。

James佐々木さん
  • 2022/01/28 21:02
  • 質問・回答

続きです
人による通報とは目撃情報でしょうか?鳥インフルエンザに対して注意が必要ですね。
以下のリンク内にある情報を共有いただけますとありがたいです。
https://www.pref.chiba.lg.jp/shizen/choujuu/toriinfluenza.html
このなかでカワウ調査で遭遇の可能性がある検査優先種3だけ記述します。
同じ場所で3羽以上死んでいた場合に検査対象となります。
水辺に生息する鳥類としてカワウとアオサギ、検査優先種1または2に含まれないカモ科、カイツブリ科、ツル科、カモメ科の鳥が選ばれています。
また、感染した鳥を捕食する種として検査優先種1または2に含まれないタカ目、フクロウ目、ハヤブサ目の鳥が選ばれています。
検査優先種1、2以外のカモ目カモ科(カルガモ、コガモ等)、検査優先種1、2以外のカイツブリ科(ハジロカイツブリ等)、カワウ、アオサギ、検査優先種1以外のツル目ツル科(タンチョウ等)、オオバン、検査優先種1、2以外のチドリ目カモメ科(ウミネコ、セグロカモメ等)、ミサゴ、検査優先種1、2以外のタカ目タカ科(トビ等)、検査優先種1、2以外のフクロウ目フクロウ科(コミミズク等)、検査優先種1、2以外のハヤブサ目ハヤブサ科(チョウゲンボウ等)
このほか野生生物にはキツネ・野犬などの寄生虫エキノコックスにご注意ください。

  • 質問・回答

ねこ太さん
コメントありがとうございます。
また、返信が遅くなり申し訳ありません。
○1について
bは卵と偽卵を入れ替えるために巣のある木に人が登る必要があります。
カワウは集団で巣を作るのですが、無計画にdを実施すると営巣地を分散させてしまう恐れがあります。
aとcは卵の表面に物を付着される点では同じですが、aは卵を凍らして生育を止める、cは表面を覆って卵を窒息させる原理になっています。
aは少しでも卵がドライアイスに触れれば効果があることが分かっていますが、cはaと比べると多くの面積を覆う必要のではないかと思います。
カワウの巣は高い木の上に作るため、さらに高いところからドローンで卵に狙いを定めて落とすには、それなりの技術を要します。
そのため、卵に付着させる面積が少なくて済むaの方が取り組みやすいと考えています。

○2について
現在行っているaについては、いる場所を数時間間隔で記録しているのですが、この記録をつなげていくと拠点にしている場所がどこか、魚をどこで捕食しているかを、季節ごとに知ることができ、我々が最も知りたい情報が得られると考えています。
一方、人による通報については、確認した時点の情報しか分からないというのはありますが、情報が集まることで新たなねぐらを発見することもあるので、これはこれで必要と考えています。

James佐々木さん
情報をいただき、ありがとうございます。
なお、カワウが鳥インフルエンザに罹った事例については、詳しくは分からないのですが、中国で1例だけ確認されたことがあると聞いた覚えがあるぐらいです。

koさん
  • 2022/01/17 22:14
  • 質問・回答

栃木県漁業協同組合連合会さん
カワウ被害対策ご苦労様です。
この投稿の前にググってみました。県での被害、関東での被害、国内での被害。。多くの県で同様の課題があるのですね。
その中で、水産庁のHPで「let'sドローンでカワウ対策vol3」を拝見いたしました。これは県内の営巣地がフィールドとして実証実験を実施されているようですが、これが現状の最新の対策でしょうか。
let'sドローンでかわう対策vol3:https://www.jfa.maff.go.jp/j/enoki/attach/pdf/naisuimeninfo-23.pdf

踏まえ、今回提起された課題解決の方向性は以下の整理でよろしいでしょうか?
1 カワウの生息状況の把握:既に県などで把握されている以外の営巣地把握や餌場の適切かつスピーディーな把握
2 個対数のコントロール:捕獲、駆除の新たな手段、方法のアイデア

ご回答いただければ幸いです。

  • 質問・回答

ko 様

資料の御紹介ありがとうございます。おっしゃるとおり、最新の効果的な対策です。

御提案の中では、その意味で2つ目の「捕獲、駆除の新たな手段、方法のアイデア」は日々研究が進んでいる一方で、1つ目の「カワウの生息状況の把握:既に県などで把握されている以外の営巣地把握や餌場の適切かつスピーディーな把握」が今取り組まなければならない重要なポイントと認識しています。

県全体及び他県とも協力してカワウ対策を進めていくためには、何よりも多数の飛行データを把握し、コロニーの情報と併せて関係者間で共有しなければなりません。

しかし、GPSロガーが国内で製造されていないなどにより高額で、蓄積されたデータの取得もUHFアンテナで現地に取りにいかなければならないなど、非効率で大変なものです。

皆様の質問を通じて、この問題のボトルネックが把握できました。ありがとうございます。

koさん
  • 2022/01/19 16:23
  • 解決提案

栃木県漁業協同組合連合会さん
ご回答ありがとうございました。また、この場で深掘りすべき内容もわかりました。
以下は、スピーディーにカワウの営巣地、餌場を認知するかについての私見となります。
専門家の方々もマンパワーには限界があると思うので、「こども未来を守る会」さんの意見の中にもある『様々な人間からのデータを取得出来るように』な仕組みとして県民参加型で発見&通報する仕掛けをご提案いたします。また、これも「こども未来を守る会」さんの意見の中にもあるのですが発見&通報者へのインセンティブとして「景品プレゼント」などをセットにする事で、多くの県民の方がゲーム感覚でより多く通報してくれるのではと思いますがいかがでしょうか。
※こども未来を守る会さん、多くの引用お許しください。。。
ただし、そのためには、参加される方が『カワウ』をきちんと認識(識別)する必要があるということです。でないと、誤報多発で収拾がつかなくなると想定されますものね。ですので、認識する方法(姿とか鳴き声とか特徴的なモノ)も併せて検討する必要があると思います。

  • 意見

Ko様
貴重なご意見をいただき、ありがとうございます。
カワウのコロニーやねぐらの把握については、漁協関係者や専門家の情報のみに頼っていたので、確かに限界を感じていたところです。
多くの方々に参加していただくアイデア、おもしろいかもしれません。
本県には、那珂川のアユ釣りだけでも年間延べ15万人程度の釣り人が訪れるというデータがあります。
さらに県内全ての河川、アユ以外の釣り人も含めると、その何倍もの人数になるのではと思います。
釣りをされる方の多くはカワウを識別できると思われます。
したがって、釣り人からの情報提供を得られるようなシステムがあれば、今まで以上にカワウの生息状況が把握できるようになるかもしれません。

koさん
  • 2022/01/28 16:16
  • 質問・回答

栃木県漁業協同組合連合会さん

リアクションありがとうございます。
通報することに対するモチベーションをどう上げていくかがポイントですが、釣りを愛されている方であれば、大いに味方になってくれるかもしれませんね。
システム要件としては、コメント、写真、位置情報(GPS)を簡単なオペレーションで実施できる事が必要ですね。

ただ、BiologgingSolutionsさんの未発表GPSロガーで解決できそうですね♪

SABUさん
  • 2022/01/17 17:51
  • 質問・回答

栃木県漁業協同組合連合会さんに質問です。

はじめまして。
私も釣りをしております(普通券ですが・・・)ので、鬼怒川漁協さんが花火を打ち上げるとか、色々追い払いの対策をされていることを看板で見たことがあります。

こども未来を守る会さんもおっしゃっておりますが、ドローンとか、最近いろいろ新しい機器が出てきたと思いますが、
結構カワウは大きいですよね。実際、どんな対策を講じているのでしょうか?

  • 質問・回答

SABU 様

カワウ対策は春の繁殖期にどれだけ繁殖を抑制できるかにかかっています。
そのため、ドローンを活用して巣にドライアイスを投下したり、ヒナを銃器で撃つなどの対策を行っています。

また、他県ではアユの稚魚が食べられないよう、花火や銃器、ビニルテープなどにより下流にコロニーを移動させることに成功した事例もあります。

ただし、どの手法にも言えることは、県全体、または近県とも協力して対応しなければ、生息数の大幅減少には繋がり辛いということです。

そのため、多くの漁業協同組合と協力して対策を行うべく、多くのカワウのコロニーや飛行データの把握が最も重要なポイントであると考えています。

  • 意見

はじめまして。
大変な事態になっているのですね。
あくまで私の考えなのですが、例えばドローン教室等と提携してドローンによる追い払いなどを一定期間やったものにドローン免許もしくはドローン免許取得割引などをしてもらう、割引を受けた人間は一年間定期的に追い払いに協力の義務を負わせるなどでやる側のメリットと義務を提示するのも良いですよね。
あとはGPSロガーによる監視をもう少しゲーム感覚で解放して頂ければこれを監視し続け、データを提出した方には景品プレゼントなどあれば遥かに安い値段で様々な人間からのデータを取得出来るように思うのですがいかがでしょうか?

  • 質問・回答

こども未来を守る会 様

面白いアイディアありがとうございます。
実際、ドローンを活用した追い払い方法は既に確立しています。
let'sドローンでカワウ対策
vol1 https://www.jfa.maff.go.jp/j/enoki/attach/pdf/naisuimeninfo-10.pdf
vol2 https://www.jfa.maff.go.jp/j/enoki/attach/pdf/naisuimeninfo-20.pdf

一方で、最近では営巣地の巣にドライアイスを投入し、繁殖を抑制する方法も開発されています。
vol3 https://www.jfa.maff.go.jp/j/enoki/attach/pdf/naisuimeninfo-23.pdf

大規模なコロニーで例えば多数のドローンや銃器を使用して攪乱すると、カワウが分散して新たなコロニーを多数作ってしまう恐れがあり、単に追い払いをすることは必ずしも効果的な手法でないというのが、カワウの対策が難しいところです。
そのため、どのコロニーを消滅させ(漁場に近い、新しくできた、など)、どのコロニーに集約するか(漁場から遠い、保護区などにあるなどの理由から対策が困難、など)という計画を立てながら対策を行う「分布管理」という考え方がカワウ対策では重要です。

分布管理を行うには、カワウのコロニーや移動情報をできるだけ多く収集する必要があるためGPSロガーがたくさん必要となりますが、問題はカワウ飛行に耐えられるような高度なGPSロガーは、国内では安価で便利なものが作られておらず、海外からの輸入に頼っているということです。

そのため、現状では多くのデータが取れておらず、計画的な取組があまりできていないことに繋がっています。

  • 質問・回答

栃木県漁業協同組合連合会 様
なるほど、具体的な方法論自体は確立されているということですね。
そこで問題となっているのがGPSロガー確保自体が海外に頼っていてそこが高額になっている為解決策をという形でよろしいでしょうか?
これは専門外なので私には分かりませんが、データ精度が保てて、強度もしっかりしたものとなると自衛隊のようなところ(納入している業者)などに相談しても良いかもしれませんね。
どなたかそのような所に詳しい方がいらっしゃれば良いのですが。

BiologgingSolutionsさん
  • 2022/01/21 13:27
  • 解決提案

こども未来を守る会さん
栃木県漁業協同組合連合会さん

はじめまして。弊社は、バイオロギングという分野で使用される生物に装着可能な計測機器を専門に開発しております。本件に大変興味を持ち、問題の解決に向けて協力ができないかと思い、投稿させていただきました。

栃木県漁業協同組合連合会さんが、この問題のボトルネックとしてコメントされておりましたが、「海外製の高額な機器」、「非効率なデータ回収方法」を解決できるような国産GPSロガーを社内で開発中です。

価格については、海外製と比べ低価格化が可能です。より多くのカワウに装着することで、その分、飛行データも多く収集できると考えております。

データ回収の効率化については、現在開発中のGPSロガーには、携帯電話回線の一部の帯域を利用したLTE-Mという通信方式を採用しております。基本的に携帯電話がつながるエリアであれば、GPSデータを自動的にクラウドデータベースへ送信することが可能です。クラウドへ送られたGPSデータは、PC等の端末でダウンロードができます。したがって、従来のようにUHFアンテナを持ち、カワウに近づいてデータ回収をするということはなくなり、カワウへGPSロガーを装着さえできれば、あとは位置情報が自動的にクラウドデータベースへ収集されます。この機能により、データ回収にかかる労力は大幅に削減されると考えます。

また、GPSロガーには、太陽光発電機能を搭載するため、長期間の運用が可能です。

もしこのようなGPSロガーに興味を持っていただければ喜んで協力させていただきます。

  • 質問・回答

BiologgingSolutions様

素晴らしいご提案ですね。
そこで少し質問をしたいのですが、価格帯について海外のメジャーなものに比べて何%くらいコストダウンが出来るのか?
イニシャルコストとランニングコスト(クラウトサービスは自社専用なのか、既存の物を使用していいのか)などを出して頂いた方がおそらく分かりやすいと存じます。
また開発中とのことですが、完成はいつごろでしょうか?

  • 意見

こども未来を守る会 様
おっしゃるとおり、GPSロガーが高価であることと、GPSログデータ回収に非常に手間がかかってしまうことで、飛行データを多く収集することが難しいという状況です。
また、御指摘のとおりデータ精度や頑丈さが必要ですし、そのほか、鳥類に装着するとなると飛行を妨げないよう軽くする必要があると思われます。

  • 質問・回答

BiologgingSolutions 様
はじめまして。コメントありがとうございます。
コメントを読む限り、まさにボトルネックのところに着目した製品を開発中とのことで、非常に驚いています。現在行っているデータ回収は、夕方に営巣地に行き、帰ってくるカワウに向けて受信機で信号を受信する作業をたびたび行っていましたが、携帯電話回線を用いてデータ回収が容易になれば、手間は非常に省けますね。
ところでそのような開発が行われていることを今まで存じ上げませんでしたが、開発自体は最近始まったものなのでしょうか。
また、少し細かい話ですが、太陽光発電も含め、鳥類に装着するには重さを軽くすることや、着水しても外れない頑丈さが必要だと思われますが、そういったところまで見越して開発を進められているのでしょうか。

BiologgingSolutionsさん
  • 2022/01/25 15:59
  • 質問・回答

こども未来を守る会様

コメントいただきありがとうございます。価格については、海外製のものと比較し、2/3〜1/2の価格を目指しておりますが、開発中ということもあり、確定ではない旨、ご了承いただければ幸いです。クラウドサービスのコストは、ユーザー様になるべく負担がないような形を検討しておりますが、今後、本案件が具体化しましたら改めて相談させていただければ幸いです。また、クラウドサービスは、社内で開発しており、本件のニーズに合わせてカスタマイズが可能だと考えております。完成時期はカワウ独自のカスタマイズ等も必要になってくるので、プロジェクト化も踏まえ、とちぎデジタルハブの皆さまのお力も頂きながら進められればと思っております。


栃木県漁業協同組合連合会様

コメントいただきありがとうございます。弊社が開発しているGPSロガーは、2年ほど前から開発を進めているものです。会社としては、動物への影響を最小化できるよう、ロガーの重量、形状、材質等を考慮しながら開発をしております。本件においても、仕様との兼ね合いにもなりますが、上記の点には十分に気をつけながら開発させていただければと考えております。頑丈さについては、これまで水深1,000mでも動作するようなロガーを開発してまりましたので、今回もその知見を活用できると考えております。

  • 質問・回答

栃木県漁業協同組合連合会様、BiologgingSolutions様のご意見、アイディアなどを踏まえまして栃木県としてどのような補助金や制度でバックアップ可能でしょうか?
行政の方々にもぜひ参加して頂いてお知恵をお借り出来れば幸いです。

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