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レポート作成日:2024/02/28

第3回デジタルシーズ勉強会レポート

第3回デジタルシーズ勉強会

 

とちぎデジタルハブでは、これまで「課題」中心に、投稿や課題深掘り会、進捗報告会などを実施してきましたが、とちぎデジタルハブ登録者の中には稀有なデジタルシーズを持っている方も少なくないことが分かりました。

そこで、登録者から新しいデジタルシーズ・技術を学び、逆に自らの組織、地域、現場の課題を突破するイメージを広げるきっかけの場として「とちぎデジタルシーズ勉強会」を開催しました。

 

【テーマについて】

①自分でカスタマイズできる業務管理システム「Notion」の活用でできること

株式会社アルフォ 代表 稲見宏之 氏

②地域商圏をつくる仮想商店街システム。ご近所注文お取次ぎアプリ「りべるーが」

Dia fortunata 岡田進 氏

 

【①Notionの活用によって可能になること】

Notionは、業務関連の多様な情報を、高い可視性でまとめて溜めておくことができるクラウドツールである。

これまで多数の情報を管理するための時間的なコストやツールの使いにくさ、チームでの情報共有の際の行き違いが課題として挙げられていた。

Notionでは情報の一元管理ができるだけでなく、業務に合わせて自社専用にカスタマイズができたり、チームでの同時アクセスが可能な点から、多様ある情報をわかりやすくかつ迅速に共有することができるツールとして注目されている。

プロジェクトに関連する情報や資料をまとめることもできるため、情報へのより早いアクセスと意思決定が可能となる。

 

〈参加者からの質問〉

Q.外部の人とプロジェクトチームを組んだ場合、社内の情報と分けることは可能でしょうか?

A.可能です。個人のみ、社内でも限定の人のみ等の権限を付けることもできます。

Q.利用する人全員が有料となりますか?

A.一人が有料プランであれば他の方は無料プランで利用できます。無料プランは利用できるものに一部制限があるため、長期のプロジェクトの場合には有料プランをおすすめします。

Q.プランについて教えてください。

A.4つのプランがあります。プランによる違いは、共有する人数、履歴の保存日数、AIや自動入力が使えるか等です。

Q.導入する際にはサポートをしていただけますか?

A.サポート可能です。

Q.データを移行したいのですが、CSV出力はできますか?

A.できますし、インポートもできます。

Q.後から参加した人が自分の参加する前の履歴を見ることができますか?

A.できます。

Q.外出先でも簡単に共有がしたいです。

A.パソコンだけでなくスマートフォンにもアプリがあるため、外出先での入力や情報の共有が行えます。

Q.通知設定機能はありますか?

A.通知設定に関しては有料プランなら可能です。リマインドを設定することもできます。

Q.ほかのコミュニケーションツールとの併用は必要ですか?

A.議論内容に応じてチャットツールやZOOMなどを併用して使っている例もあります。

 

【②仮想商店街システム「りべるーが」】

商品やサービスを持つ店舗や企業と、地元の利用する人を繋ぐご近所注文お取次ぎアプリ「りべるーが」を開発。

それぞれの店舗や企業が独自の強みを深め、商品やサービスの魅力をどこの場所でも利用しやすい環境にすることを目指している。販売者にも消費者にも負担がかからないようにする仕組みにしている。

りべるーがを利用すると、仕事の前や休憩中に注文したものが帰りに店舗に寄るだけで袋詰めされた状態で商品を受け取ることが可能になったり、少し遠方の場所でも気になっていた店舗へ注文すると食料品や日用品のお買い物が手軽にできるようになるので、高齢でなかなかそのお店まで足を運ぶことが難しい場合でも利用することが可能。りべるーがを使って仮想商店街システムを作り、地方創生を目指している。

 

〈参加者からの質問〉

Q.スマートフォンからでも利用できますか?

A.ブラウザにアクセスして注文するシステムのため、パソコンやスマホどちらからでも利用できます。

Q.商品を届けてほしい時間にも対応していますか?

A.対応しています。

Q.決済はWEB上でできますか?

A.WEB上での決済はできません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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