妊婦が安心して産める仕組み「陣痛タクシー」の登録・運用をデジタル化したい。
宇都宮市内において「陣痛タクシー」の登録と運行手配を担っております。
名前の通り、出産時に「陣痛が始まった妊婦をかかりつけの産院まで、タクシーで送る」サービスです。
現在、事前登録を弊社「子ども乗り合いタクシー案内所」、
実際の運行をアサヒタクシー株式会社が行っています。
また、ドライバーの研修費やチャイルドシート等にかかる費用は、宇都宮市が助成しています。
(参考)「子育てタクシー導入支援補助金」
https://www.city.utsunomiya.tochigi.jp/kurashi/kosodate/shien/1032504/1032505.html
令和5年9月からサービスを開始し、現在までに約800名の妊婦が事前登録を済ませております。
事前登録の項目は、【氏名、住所、電話番号、出産予定日、産院名】です。
口頭での聞き間違いを防ぐため、登録はすべてLINEからの文字入力に限定しています。
現在、特別なアプリは使用しておらず、情報入力と管理をすべてアナログで行っています。
(妊婦がLINEトーク画面から情報を入力し、それを弊社にてエクセルへ手入力しています。)
下記2つの課題について、お知恵を拝借したく投稿させていただきます。
課題1:登録作業の手間を省きたい。
課題2:入力した情報をタクシー会社と共有したい。
入力する手間を省き、タクシー会社と共有できる仕組みづくりについて、ご意見をいただけますと幸いです。
(補足情報)
3/9(土)「めざましテレビ」の「共働き子育てしやすい街ランキング上位の街の取り組み」のコーナーでも取り上げていただきました。
-----ここからは私の思いです。-----
宇都宮は、県外からの転勤族や核家族の多い街です。
親族や知り合いが少ない街で、夫が仕事の時に陣痛が始まったらどうしよう。
そして、2人目以降の出産の場合には、「陣痛が始まったら、上の子はどうしたらいいんだろう」という心配も加わります。
しかし、陣痛での救急車の利用は難しい場合が多く、タクシーへの乗車も断られることが多いのが現状です。
今の社会では、「家族に送ってもらう」か「自分で運転する」しか手段がないといっても過言ではありません。
でも、宇都宮には「子育てタクシー」があります。
ドライバーは一定の講習と研修を修了し、車内には防水シーツやバスタオルなどを備えています。
通常のタクシー料金以外の、特別な料金加算はありません。
「あらかじめ登録した産院へ、知見と思いやりのあるドライバーが送ってくれる」
「そのことに対し、特別な割増料金を払わなくてもよい」
という安心感は、多くの妊婦、特に核家族の妊婦にとって、とても大きいものです。
これからの社会に、「安心して産める」サービスは絶対に必要です。
妊婦の皆さんに、「産むとき、安心」を感じていただけるように「陣痛タクシー」の認知を広げたいと考えています。
「産むとき、安心」を実現するための仕組みづくりに、ぜひ皆さんの知恵をお借りしたいです。
ウェブサイトは只今準備中のため、InstagramのURLをご紹介します。
https://www.instagram.com/utsunomiya.kosodate40
どうぞよろしくお願いいたします。
- 課題投稿者
- emi.uさん
- 【K47】
- 2024/03/13 12:36
- コメント:6件
- いいね総数:31
- 通報する
- 2024/03/22 07:29
- 解決提案
陣痛タクシーめっちゃ良いですね!
妊娠時の不安解消の重要な役割だと期待しています。
さて、御社の提供の流れをそのままに表データにするには
LINEのリッチテキストをスプレッドシートに送る方法も模索したいですね。
作り方を工夫すれば、入力すべき内容が分かりやすいものにできるかと思います。
https://hackmd.io/@nutmeg/BJl4Rexzs
パッと思いついただけなので、実現可能性やリスクなどは検討が必要です。
別途提案としては 一元管理化をしたい、ワンスオンリーの入力 を目的とした提案。
宇都宮市さんを含め多くの自治体が 母子モ というアプリを導入していますので
そのアプリから必要情報入力→データ送信ができればいいのになと思います。
妊娠したら役所に届出する→待っている時間に母子モをダウンロード→
→各種登録(このときに陣痛タクシーに必要な情報も登録する)→申込ボタン
陣痛時のフローも気になるところです。
陣痛始まりましたボタンも欲しいんですよね。
経験談で、陣痛きて病院行ったら「これくらいならまだ家で待機」と言われて帰ったことがあり、
どれくらいなら何をすればよいのか?わかりやすければいいのにと感じました。
ポチッと押すとハイ・イイエで質問があり、回答次第でタクシー呼び出し画面へ。
質問項目やらを踏まえての通知が 御社かタクシー会社 に届く仕組み。
さらに何時に着くのか通知欲しい。(わがまま笑)
これからも妊婦さんの為にサービスが広がること期待してます。
- 2024/03/18 17:02
- 意見
とても素敵なアイデアだと思いました。
自動車を持つのが当たり前ではなくなりつつある中で、こういった点も少子高齢に歯止めをかける大切な要因なように思います。
以下質問です。
課題として2点あげられていますが、理由はなんでしょうか?
「課題1:登録作業の手間を省きたい。」→すでにLINEで入力にて行なっている以上、これよりさらに利便性を増して何が変わることを期待されているのでしょうか?例えば、「登録者が思うように伸びないため、登録作業の手間を省きたい」など。
私の知り合いに下記のビジネスを展開されている人がします。もしご希望であれば取り次ぐことは可能ですので遠慮なくおっしゃってください。
https://habshuttle.com/
- 2024/03/18 21:41
- 質問・回答
コメントをお寄せくださり、ありがとうございます。
課題1,2に共通の期待は、シンプルに"手間を省きたい"。
そして、運行を担うタクシー会社もアナログな業態であるため、互いに扱いやすいデータにして必要な情報がすぐに取り出せる状態になることを期待しています。
今後登録者がもっと増えた時に手入力では追いつかなくなりそうなことや、関わるタクシー会社が増えた時にこのままエクセルでいいのか、という漠然とした危機感もあります。
私ができないだけで、きっと知見のある方々にとっては難しい技術ではないのだろうと感じています。
現状、登録者側の入力がLINEなので、そこの手間は大きくは変わらないかもしれませんが、
その入力された情報をエクセルに打ち直してタクシー会社へ送る、というのは今の時代ではかなりアナログではないか。なにかもっと良い方法があるのでは?と考えてデジハブに相談いたしました。
情報のご提供ありがとうございます。ハブさんのサービスは存じており、豊田社長との面識もございます。良いところを真似しながら、宇都宮に合ったサービスに育てたいと考えています。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
- 2024/03/20 13:52
- 解決提案
ご回答ありがとうございます。背景がよくよくわかりました。
となると、利用者の方がデジタルに親和性が高いためLINEで対応可能で、それをタクシー会社側へ加工している手間が大変(になるだろう)ということですね。
では、Google formを利用してはいかがですか?
以下具体的な手順です
①御社がGoogle formを作成(事前登録に必要な項目)
②利用者に、LINEを通じGoogle formから登録を依頼
③回答結果はスプレッドシートにて一覧にして出力できますので、それをタクシー会社に共有(もしくは共同利用者として閲覧権限を与えれば勝手に見てねでもいけます)
ご参考までにHowtoがyoutubeにありましたので共有します。
https://www.youtube.com/watch?v=IcGg_dlqC7k
あくまでもジャストアイデアですのでご参考程度に。
- 2024/04/13 15:15
- 質問・回答
解決のご提案をいただき、ありがとうございました。
お礼が遅くなり申し訳ありません。
ご提案いただいた翌日から、早速googleフォームへ誘導し、回答入力を促すように変更して運用しています。
変更運用から二週間強が経過したところの所感として、こちらで加工する手間がなくなり作業が簡易になり助かっています。
タクシー会社との共有方法について、まだアナログな部分が残っていますが、(共同利用者として閲覧権限を与えれば…の部分が未対応ではありますが)
現時点でこちら側でできる改善策はとれたと感じています。
アドバイスをいただき、大変感謝しております。ありがとうございました。
- 1
解決のご提案をいただき、ありがとうございます。
お礼が遅くなり、大変失礼いたしました。
LINEのリッチテキストを…の部分について、リンク先を拝見しましたが、残念ながら今の私には読み解く力がありませんでした。
その仕組みが理解できれば、きっと上手く運用できるように思うので、じっくり勉強します。
ありがとうございました。
そして、【ワンスオンリーの入力 を目的とした提案】の部分について、
【妊娠したら役所に届出する→待っている時間に母子モをダウンロード→
→各種登録(このときに陣痛タクシーに必要な情報も登録する)→申込ボタン】
たしかに、そのような流れを作ることができたら、利用者側の各種登録が一発で済ませられる!ナイスアイディアだ!と思いました。
すぐには難しい予感がしますが、今後の役所との協議において、継続的に提案していこうと思います。
経産婦さんならではの経験談も、とても参考になりました。
重ねてお礼を申し上げます。ありがとうございました。