課題

外国人児童への日本語指導について

日本語を教える日本語教師の視点と、学校の勉強を教える(または教科学習に寄り添える)ことの両方を念頭においた、第3の「講師」としての寄り添い方が必要ではないかと考えています。
ボランティアやアルバイトの範疇でももちろんいいと思います。

私は日本語教師として、10年ほど前に日本語学校に勤務していました。同時に小中学校でのボランティア指導も経験しました。
日本語教師としての養成講座に、子どもの教科に対する指導ノウハウは含まれていません。
そのため「学校の教科書を使った」日本語指導、「テストなどの問題が解けるための」日本語指導、について当時は深く考えさせられました。

現場を離れて10年経ち、今また外国人児童の日本語指導に携わり始めました。
デジタル化の進んだ今なら、10年前にできなかったことができるのではないか、多角的なモノの見方が広まった今の時代なら、よりよい発展が見込めるのではないかと思い、課題投稿させていただきました。

①現時点で課題を抱えている児童への指導。
②指導者の横のつながりや育成。連携。

今はこの2点が私の見えている課題です。たくさんのプロフェッショナルや当事者だった方、身近に同じ課題をお持ちの方がいらっしゃると思います。みなさんの知恵やお力で、よりよい方法が創っていければ!と課題投稿させていただきます!

  • 【K53】
  • 2024/05/22 08:19
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プロジェクト一覧

GDXアドバイザーさん
  • 2024/06/28 21:56
  • NEW
  • 質問・回答

昨日は地域交流会ありがとうございました。少し気になり調べていた所でした。少し視野や交流を広げてみるという観点でご意見をさせて頂きます。
スカーレット様のアドバイスにもある「②まずはプラットフォームづくり(現在、国際交流協会などで日本語指導されている方や、学習支援されている方など)から始めてみてはいかがでしょうか?」
として地域は違いますが、カンボジアで教育を行っている公益財団法人CIESFとのコネクションがございます。
もしご興味や、交流を増やすという観点で宜しければ御紹介は可能です。
解決策には繋がっていないかもしれませんが、きっかけの一つとなれば幸いです。
https://www.ciesf.org/

akm.ymさん
  • 2024/07/19 11:43
  • NEW
  • 質問・回答

貴重なご意見、参考になるお話、ありがとうございました!
カンボジアでの教育、どのようにされているのか興味あります。
このきっかけの一つも、解決策につながるかもしれません。ありがとうございます!

スカーレットさん
  • 2024/06/14 11:59
  • 解決提案

akm.ymさん
大事なテーマですね。我が国の超少子高齢化、そして日本在住の在留外国人の増加(2023年341万人)栃木県は、49843人内家族滞在3902人就学生の数字が取れませんでしたが、外国にルーツを持つクラスメイトはもはや国内において珍しくは有りませんね。その子たちの日本滞在予定年数、将来帰化など生きる場をどう選択していくのかによってまた幾つか支援の方法も異なるかと思いますが、現実的に、akm.ymさんの挙げてくださった課題、深刻ですね。アイデンティティ形成の視点でも思春期に、自身の課題では無い要因からの「わからない私、出来ない私」という経験の繰り返しによる影響、怖くなりますね。
教育に関するこどもの学ぶ権利、子どもの権利条約「28条、29条」これは、日本に住むすべての子どもたち(外国籍であっても)にとって平等である。ここを骨組みに入れ、動かせないかなあと感じています。

理数系、そして英語において優れた学力があるが、国語と社会科が足かせとなっている中学生に対して、将来帰化する予定がないなら、特異な英数理をドンドン伸ばして、日本語を母国語として育った子どもたちにも理解が難しい、この子が特に苦手な国語と社会は貸与されたタブレットを駆使して調べながら学習しても困難なのだから、選択制にして学習達成ゴールを下げるということでも良いのではないかなぁなどと思ったりします。
日本語習得の問題と、言語の壁による学習支援を分けた支援を検討しても良いのでは無いだろかというのが時々私が感じることです。

①について使いやすい翻訳機能、動画、教科書の多言語音声CD作成とか、ソフトはマンパワーでハードはデジタル化出来そうなところから先ず製作してみる。
②まずはプラットフォームづくり(現在、国際交流協会などで日本語指導されている方や、学習支援されている方など)から始めてみてはいかがでしょうか?
デジタル化得意な方からも、今後ご助言きっと沢山いただけると思います。

akm.ymさん
  • 2024/06/17 19:21
  • 質問・回答

スカーレットさん、解決提案ありがとうございます!!
この課題の深刻さがわかっていただける…大変嬉しいです。
10年前の現場で今より10歳若かった私には、思ってはいても、こういった場で提言することすら諦めていました。
着実にこの課題をクリアしていっている地域や機関があるのだと思いますが、肌身では感じられずにいます。

言語の壁による学習支援!そうなんです。
>>>アイデンティティ形成の視点でも思春期に、自身の課題では無い要因からの「わからない私、出来ない私」という経験の繰り返しによる影響
指摘くださった、↑上記の影響は、実年齢の教科ができないことで、言語の壁でなく、該当学年の教科そのものが「わからない子」になってしまったような感覚に陥ります。そして、基礎日本語の積み上げと称して、簡単な低学年の教科しかやれないことで、自信をも失ってしまうおそれがあることにも危機感を感じます。

明日、たくさん関連する方やご経験のある方をはじめ、たくさんのご意見が聞けたらいいなと思います!
スカーレットさんもいらっしゃれると幸いです!

ヨッシーさん
  • 2024/06/15 14:16
  • 意見

akm.ymさん

確かに、akm.ymさんの記載の通り、外国人児童への日本語指導については、単に日本語を教えるだけはなく、学校の勉強を教えて学力を上げていく等、多くの要素がはらんでいると思いました。

10年前よりもIT技術は発展していて、遠隔地の人ともWeb会議ツール等を使えば比較的容易にコミュニケーションも取りやすい時代になってきたかと思います。

「②指導者の横のつながりや育成。連携。」について、個人的にふと思いついたことで恐縮なのですが、日本ではななく、海外で日本語教育に関わっている人と交流が持てると何か参考になることもあるのかなと思いました。
海外の文化をより強く感じながら日本語教育を実施されていると思うので、教育に関する課題や気を付けていることについて、新たな発見や改善を得られそうな気がしました。

SNSや交流会等で、そういったことを発信していたり、関わっている人と交流が持てたら良いなと思いました。

akm.ymさん
  • 2024/06/17 19:04
  • 質問・回答

ヨッシーさん、ご意見ありがとうございます!
海外!これは気付きませんでした!その通りだと思います。
技術の進んだ今、海外ともつながっていくのはとてもいいですね。
現地の教育を取り入れることもありかもしれないですね。2年生以下であれば、躊躇なく日本の九九を覚えさせますが、今回5.6年生にどうするか、大変悩みました、、、が、やはりまだ小学生なので、日本の九九を何度も言わせ、習得してもらいました。
中学生にはさせませんでした。

海外の教育事情も絡んでいるので、本当に私の知識・力では足りません。
明日、たくさんの方のご意見や提案をとても楽しみにしています。
ヨッシーさんもいらっしゃれると幸いです!

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