プロジェクト
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デジタル技術で林業従事者が安全に働くことができる環境を作りたい

林業の担い手の確保・育成を実現するためにも、林業における労働災害の一番の要因となる伐倒時の事故を未然に防ぎ、安全・安心な環境を維持するためにも、以下の2点の課題を解決する必要があります。
当該プロジェクトでは、参加いただいた方々で具体的な解決方法を模索します。

1 伐倒時の安全距離の確保
労働安全衛生法でも伐倒時の安全距離が定められていますが、20mを超える高さの木もある中で、目測のみで正確に安全な距離を把握するのは熟達した技能が必要です。
そこで、どのように十分な距離を測ることができるかという点で、デジタルが活用できないか検討します。

2 事故発生時の他者への迅速な連絡
伐倒木が当たるような事故の時は、直ちに周囲に知らせなければ重大な事故に繋がる可能性がありますが、作業環境は広域で電波の障害となる木々や尾根もあり、携帯の電波が届かないため、他の方との連絡が取りづらい状況です。
そこで、問題発生したことを迅速に、他の人に伝達するという点で、デジタルが活用できないか検討します。

課題

プロジェクト会議掲示板

【第3回】議題報告書

 前回の打合せでは、これからの議論を2つのステージに分けることにしました。
 ①ステージ1・・・今後、数年以内に実現できそうなこと
 ②ステージ2・・・様々なソリューションと連携し、数年後に出来そうなこと
 今回はステージ1について検討いたしました。検討した内容は以下のとおりです。

 1 ソリューションの目指すテーマ
   ・林業従事者の安全が確保できる。
   ・作業の邪魔にならない。
   ・簡単に操作ができる。

 2 具体的なソリューション像
   本プロジェクトで解決方法を模索している「伐倒時の安全距離の確保」、「事故発生時の他者への迅速な連絡」の2つの課題を解決するために必要なソリューションの概要は以下のとおりです。
 (1)伐倒時の安全距離を確保するソリューション
  ・ 対象物までの距離、樹高、水平距離の測定が可能
  ・ 野外でも測定可能
  ・ 測定可能範囲は実測ベースで60m以上
  ・ 手に持たずに測定することが可能
  ・ 測定結果を視認せずに確認可能

 (2)事故発生時等の作業員間無線連絡ソリューション
  ・ 緊急時に手動または自動で他者へSOS発信可能
  ・ 通常時に他者を呼び出し、他者が受信したことを確認可能(アンサーバック)
  ・ 携帯や公衆無線が通じない場所でも利用が可能
  ・ 他者への通知は音と振動による
  ・ 軽量でヘルメットへの装着可能
  ・ 利用距離が300m以上
  ・ GPS内蔵で作業員間が一定距離以上、近接した時に両者に連絡可能

 ※令和4年3月9日に本プロジェクトに係る実証実験「デジタル技術を活用した林業従事者の安全確保対策の実証業務委託公募型プロポーザル」が公示されました。
( https://www.pref.tochigi.lg.jp/a04/society5/ringyou_propo.html )
   実証実験を実施する候補者が選定され、県との委託契約が締結された後に、本プロジェクトとの連携を想定しています。

 3 今後の予定
   課題解決に向け、実証実験の受託者と連携しながらプロジェクトを進めていきます。

【第3回】議題報告書のみんなの意見
【第3回】プロジェクトが目指すソリューション像について

今までの議論を踏まえ、このプロジェクトが目指すソリューション像を明確にします。