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2023.09.01(金)

【レポート】とちぎデジタルハブ課題深掘り会#10「電動キックボードの飛び出しを防止する仕組みを作ってほしい!」を実施 2023/8/17

テーマ:「電動キックボードの飛び出しを防止する仕組みを作ってほしい!」

 

 

電動キックボードのシェアリングサービスについて:

 

株式会社Luupが『街じゅうの「駅前化」』『誰もが快適に移動できる未来』を目指して提供する電動マイクロモビリティシェアリングサービス。

・街中にあるポートに設置してある電動キックボードや電動自転車をシェアする。

・法律が7月に代わってヘルメットや運転免許証が不要になり、16歳以上が乗れるようになった。

・速度面に関して、7月までは15キロ7月からは20キロになった。
・宇都宮の場合30分ごとに165円かかる。
・利用の際はアプリをダウンロードし、本体のQRコードを読み取り利用。

・利用料金の支払はクレジット決済。盗難防止の仕組みもアリ。

・通れる道と通れない道がアプリ内に示されている。電動キックボードは大きな道を走れない。

・8月から宇都宮駅東地域にも拡張している。

 

詳細はこちら↓

LUUP

 

参加者の中での利用者の声:

・タイヤが小さいので道路の凸凹の影響をダイレクトに感じるため乗り心地は良くない。

・車道と歩道の間にタイヤが引っかかるので、道が平らなところで利用するのがいいと思う。

・東京ではものすごい数使われている。

・始めは緊張してスピードを出せないが、慣れている人は狭いところでもスピードを出しているので危うさを感じる。

・ブレーキはついていて、タイヤが小さいのもあってブレーキの利きはいい。

・バランス能力が必要なので、慣れてなかったりすると普通に転びそうになる。

・立つところと地面の距離は10センチくらいなので、危ないと思ったらすぐ足をつくことができる。

・スピードのコントロールはしやすい。

 

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課題に対するトークタイム:

 

・年配の方は乗れる?

→乗ること自体は可能だけれど、自転車に乗れるくらいの最低限のバランス感覚は必要。

 

・自転車の飛び出しについてはあんまり話題が出ないのに、電動キックボードばかり話題になるのは単純に新しいものに対しての理解が進んでいないだけなのでは?

→実際に利用している人が危ないと感じているのではなく、利用はせず周りで見ている人が危ないと感じているだけなのではないか。

 

・万が一キックボードで衝突したとしても自転車よりは速度も重さもないので、相手側に与えるダメージは少ないのではないかと思う。

 

・今は走っている電動キックボードの台数が少ないから様々な問題が起きているだけなのでは。自転車と同じかそれ以上に走るようになって当たり前の光景になることで問題が解決するのでは?

→そうかもしれない。自転車と同じレベルになってしまえばいいのではないか。

 

・スマートシティ構想でバス停に自転車置き場があるので、そこに置かせてもらえばいいのではないか。

 

・キックボードが危ないのではなく、逆に推進していくと自転車より安全なのではないか。

 

・そもそも20キロしかでないから急ブレーキというような急ブレーキは起きないのではないか。

 

・誰にとっての安全?

→歩行者にとってだったら、例えば、電動キックボードに鈴などをつければ音が聞こえるため、安全性はあると思う。

 

・自転車みたいに乗り始めの練習ができるところがあってもいいのではないか。

 

・講習とかあるようだったら受けてみたい。

 

・乗り物が危ないというよりは乗る人の意識の問題もあるのではないか。

 

・危険性だけではなく良い側面にも目を向けて、観光客向けの周遊に使えるのではないか。

 

・LOOPと餃子クーポンの組み合わせをして普及させていくのがいいのではないか。

 

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参加者感想:

・悲観的に捉えるのではなく、可能性を考えていくという思考が必要だなと最近感じる。

 

・刺激になった。馴染みやすい街として宇都宮が進んでいけばいいと思う。移動はしなければいけないものなので、より生活しやすくなっていけば嬉しい。

 

・LRTも始まる事だし、昇降場に大量に設置してもおもしろいのではといういろいろな面白いアイデアが出てきて楽しかった。

 

・様々な意見が出て楽しかった。

 

・後ろ向きな話題だけではなく、前向きな課題解決というテーマにしていけば参加者も増えていくし面白がってくれるのではないか。

 

・課題に捉えていたものが実は課題ではないという方向で議論が進んでいったのがおもしろかった。