プロジェクト

佐野らーめん店へのデジタル技術導入により更なる観光振興を図りたい

 佐野らーめんを目当てに市外県外から訪れていただている多くのお客様を、さらに市内周遊に導くため、デジタル技術を活用したいと考えております。具体的には次の3点について具現化できれば、この課題解決が図れるのではないかと考えております。

①混雑の可視化
②受付してからの待ち時間の可視化
③待ち時間を利用して市内周遊できるコンテンツの造成

 また、サブ的な目的となりますが、昨今、人気のある佐野らーめん店に関するネット上の口コミには偏りがあると感じております。もちろん人気があるのにはそれなりの理由があると思いますが、お客様自身の好みとマッチしたお店を訪れているとは限らないのではないかと感じております。今回、その部分の解決にもつながることができたらと考えております。
 費用対効果や操作性の難度などの面での検討すべき点は多いと思いますが、皆さまのご意見を伺いながら、よりよい方法が見つかればと考えております。

プロジェクト会議掲示板

【第4回】議題報告書

○第3回目の会議で出た課題を受けて、本プロジェクトに適する可能性のある技術を持つVACANの担当者から技術の説明を受けた。
・混雑可視化の取組については、①IoTボタン(手動で混雑状況を選択してお知らせする)、②行列管理(店頭での整理券発行等の自動受付)、③ステレオカメラ(カメラによる入退出の人数検知)、④IPカメラ(待ち列検知による混雑把握)の4種類の方法がある。
・導入による効果検証に適しているのは②と④である(人数や混雑状況が精緻に把握できるため)。
・混雑状況やらーめん店情報の配信については、VACANで制作している全国のらーめんを特集したサイトに掲載することや、VACANマップへの掲載、デジタルサイネージの活用等が可能。QRコードをお店等に設置してもらう等周知・広報の必要がある。
〇上記説明に関する質疑応答や意見は以下のとおり。
・らーめんを特集したページに佐野らーめんの項目を作成していただけるということか。⇒そのとおり。
・らーめん店を検索する際、所在地だけでなく麺やスープの特徴等独自のカテゴリーを加えることが出来るか。⇒可能である。
・ボタン等ソリューションの使い方等のらーめん店へのサポートはしていただけるのか。⇒操作方法や、店舗情報の掲載等サポート可能。
・特集ページ等からSNSサイトに飛びハッシュタグをつけて発信等することは可能か。⇒可能である。
・サイト等に掲載する写真は誰が撮影することになるのか。⇒各店舗で撮影したものでもいいし、VACANで撮影しても構わない。
・周知・広報については県内だけでなく県外の方へ届ける方法も考える必要がある(市の観光協会のHPにバナー等を掲載して周知することは可能である。)
・現段階では、20店舗程度で実証実験が出来ればと考えている。導入ツールは店舗によって選択できるとありがたい。効果検証については、そのうち数店舗を選んで行いたい。
・紹介いただいた4種類にツールのうち、IoTボタンと行列管理が今回の課題にマッチしていそう。
○今後の方針と検討事項
【仕様の決定】佐野市をはじめとした課題提案者と調整して、具体的な仕様を決定する。
【効果検証の検討】効果検証について、今回説明いただいた方法で行うのが適しているかや他の方法はないかを検討する。

【第4回】議題報告書のみんなの意見
【第4回】第4回全体会議の開催について

令和4年6月27日に第3回全体会議を開催いたしました。
前回同様、サイト内ではなくオンライン会議にて実施しました。
結果については、サイト内でも共有いたします。