プロジェクト

佐野らーめん店へのデジタル技術導入により更なる観光振興を図りたい

 佐野らーめんを目当てに市外県外から訪れていただている多くのお客様を、さらに市内周遊に導くため、デジタル技術を活用したいと考えております。具体的には次の3点について具現化できれば、この課題解決が図れるのではないかと考えております。

①混雑の可視化
②受付してからの待ち時間の可視化
③待ち時間を利用して市内周遊できるコンテンツの造成

 また、サブ的な目的となりますが、昨今、人気のある佐野らーめん店に関するネット上の口コミには偏りがあると感じております。もちろん人気があるのにはそれなりの理由があると思いますが、お客様自身の好みとマッチしたお店を訪れているとは限らないのではないかと感じております。今回、その部分の解決にもつながることができたらと考えております。
 費用対効果や操作性の難度などの面での検討すべき点は多いと思いますが、皆さまのご意見を伺いながら、よりよい方法が見つかればと考えております。

プロジェクト会議掲示板

【第3回】議題報告書

令和4年6月27日に開催した第3回全体会議の結果は以下のとおりです。
○第2回目の会議で出た課題を受けて、本プロジェクトの取組方向性を整理した。
 課題提案者である、佐野市観光推進課の希望は以下のとおり。
・当初はらーめん店の混雑状況を案内して、市内観光周遊に繋げる取組を想定していたが、らーめん会や観光協会等現場の方の声を伺い、各らーめん店の特徴の周知等PR方法に課題があることがわかった。
・各らーめん店の特徴等の発信と混雑状況の案内を組み合わせることにより、混雑状況緩和を主目的とした取組を実施したい。
・混雑状況が緩和されれば、市内観光周遊を促すことにもつながると考える。
〇佐野市観光推進課の希望に沿った方向性で検討することとし、現在時点で考えられる取組について意見交換を行った。内容は以下のとおり。
・佐野らーめん会のHPではエリアごとに検索できるようにしているが、工夫が必要(エリアから外れるがこういうお店もあるよというPR)。
・らーめん店の特徴などを載せたいが、口コミや点数付けはやりたくない。
・コレメッケ宇都宮というLINEアプリでは宇都宮餃子のお店を場所や特徴で紹介してくれる。本プロジェクトと親和性が高いと思われるため、運営元に話を伺った。宇都宮餃子会の強い協力があり、特徴等をアプリに落とし込むことが出来たそうである。
・らーめん会でも協力してくれる店舗を募ることは出来るが強制は出来ない。協力してくれる店舗からはじめるしかないのではないか。また、らーめん会に属していない店舗の協力も必要。
・各店舗の特徴等の発信にあわせて混雑状況把握・周知も行いたい。
・実証実験として混雑状況への影響を測るならば、上記取組実施前と実施後の混雑状況の比較が必要。
・混雑状況を精緻に測るのは難しいため、店舗へのアンケートを実施する形になるか。
・市で観光スポットを街歩きアプリの開発を予定している。また、都市OSの取組を行っており、連携が出来ればと考えている。
・取組のPR方法にも影響することからターゲットの明確化が必要。
○今後の方針と検討事項
【実施方法や仕様の決定】
【メンバーの役割の明確化】(実施方法がある程度見えてきてから要検討)

【第3回】議題報告書のみんなの意見
【第3回】第3回全体会議の開催について

令和4年6月27日に第3回全体会議を開催いたしました。
前回同様、サイト内ではなくオンライン会議にて実施しました。
結果については、サイト内でも共有いたします。