プロジェクト

地域経済を活性化するための最適な手法を検討します。

 那須町観光商工課です。
 那須高原(那須町)は北西に那須連山の茶臼岳がそびえ、山麓地帯には那須温泉郷や多くの宿泊施設、別荘地、テーマパークを抱えています。
 那須は日本有数の観光地として知られており、年間を通して全国、海外の皆さまから御滞在いただいております。
 
 さて、現在デジタルハブサイトにあげられている「地域経済活性化」の課題において、皆さまから色々な地域通貨や地域ポイントのアイディアが寄せられています。

 この点、那須町の地域経済の活性化のためにはどのような手法が有効なのか、県デジタル戦略課(事務局)の協力をいただきながら、皆さまと一緒に検討したいと思います。
 
 なお、このプロジェクトでは、地域が異なれば違う結論が出るかもしれません。ぜひ県内の市町様や事業者様にも御参加頂き、皆で様々な気づきを得ていきたいと考えています。

プロジェクト会議掲示板

【第4回】議題報告書

1 事務局説明
・PJリーダーである那須町と事務局とでこれまでの内容を次のとおり整理。
・那須町の目標は、首都圏のファミリー層にリピーターとして何度も観光に訪れてもらうこと。
・①持続可能な運用ができること、②地域全体で取り組みやすい施策であること、③データを取得し、更なるマーケティングに活用できることが希望。
・コロナ禍によるレジャーニーズ等の高まり、首都圏・ファミリー層の観光客が多いという強みを活かし、観光消費拡大や関係人口拡大、移住定住の増加を見据えた施策とする。
・地域通貨は、決済手段の一つ。既存電子マネーサービスがライバルであり、公表されている他の実証実験結果などから、利用拡大に当たっては、プレミアムの上乗せが必要。
・エリアファンポイントは、自分がよいと思うものを教え合うプロモーション施策の一つ。既存口コミサイトやSNSがライバル。
・経済的価値(プレミアムの上乗せ)では、施策の持続に負担が大きいことから、訴求ポイントを転換し、利用者を獲得できる仕組み作りができれば、持続できるのではないか。
・「自分がよいと思うものへの共感」をベースとしたエリアファンポイントの方が、今回は成功可能性が高いのではないか。
・ターゲットにリーチするプロモーション施策が必要。